大陸全土について   フロノンド   パヴァタ   ドリエ・サイレス / 両国外  歴史 


 大陸全土について
ヴァンシルトのある大陸は、古より四大精霊の何れかの加護を支柱とし、その地の統治者を始めとした生命の動向、意向等に影響を受け、緩やかに気候風土を変化させる性質を持っています。この理は、人々の間には宗教的な観念として根付いており、王族や近辺に携わる者、また学者や専門家を除いては、根本的な原理であるという認識は浸透していません。

地方の北西を治める人間の帝国フロノンドは、水の大精霊の加護を。南東に広がる多種族帝国パヴァタは、地の大精霊の加護を核として成り立っており、隣接する国同士でありながらその特色がまるで対照的であることに、訪れる異邦人は皆大層感化されるそうです。


 レヴァンシルトの地理

ヴァンシルト地方の総面積は小さく、大陸全土の約四半分を占めています。フロノンド帝国、パヴァタ帝国間を繋ぐ「アスタラビスト(新街道)」を渡るには、馬車を使って半日、徒歩のみでは終日程度の時間を要するでしょう。 
精霊の加護が途絶している国境周辺には、頻繁に魔獣が出現します。大変危険なため、護身の術を持たない一般市民等は得てして、護衛騎士のつく「定刻馬車」を利用して二国間を渡ります。
最も危険度の高い地帯は、戦争跡地である「ラプシーノ峠」とその周辺。加護精霊を失ってしまったことにより、多量の瘴気が地から吹き出し、国境付近に生息する魔獣等の巣窟として二国から強く警戒されています。 


 流通する通貨
陸に流通する通貨は銀貨(硬貨)で統一され、『ディーン』という単位がついています。商品交換は主に大きさ、重さの異なる数種のディーン硬貨によって行われますが、巨額の取引が行われる際には、他国の純金硬貨や金塊等、それ相応の貨幣が用いられます。


 浸透する魔法
の世界にはそれこそ人の数ほど多種多様な魔法が存在しています。中でも、レヴァンシルト地方では「シジル」という印形(線形)魔法、またシジルを用いた「セグラ」という簡易魔道具の存在が広く認識されており、文明の発達を助け、人々の生活にも少なからず浸透しています。

●シジルとは
簡潔に、魔術文字(または紋)を用いた魔法のことです。
詠唱や術式等、発動までの工程を組んだ一文や印、紋に触れることで、使用者が必要分の魔力を対価として、魔法を発動することができるというものです。
基本的に一つのシジルは一度発動したら消えてしまいますが、高位技術者等が専門技術を用いて、複数発動を可能にした特殊なシジルも存在します。

●セグラとは
上記シジルが組み込まれた魔道具の総称です。セグラはその効果や規模に比例して、それなりの額で取引される高級品という認識が強くあります。
(例:筋力強化のシジルが施された武具/風の防御魔法シジルが編みこまれた外套/街灯やランプ etc)

※あくまで「レヴァンシルト地方に多く見られる魔法の一種」です。
形式の強要の意図はありません。ご自由にご活用下さいませ。