異世界トゥトゥル・ファの片隅、古より栄え続ける不思議な大陸「レクトリス」
あなたの物語の舞台は大陸の南西――
「水の国フロノンド」「地の国パヴァタ」の二ヵ国から成るレヴァンシルト地方です。
レクトリスは、外界では「神秘の大陸」と呼ばれています。
トゥトゥル・ファの他の大陸とは異なり、地脈に流れる莫大な魔素の影響によって成り立っているのです。

その魔素は各地を加護する【大精霊】による力といわれており、レクトリスの土地や国々は、その地を加護する大精霊の特色を反映して成長し、更にはその地の統治者を始めとした生命の動向、意向等に影響を受け、緩やかに気候風土を変化させる性質を持っています。
そのため、近隣の場所であれども、国境を境に気候や文化がまるで異なります。

稀に地形の変異や、太古の遺産の出現といった、不可思議な現象が生じることもあるようです。



特徴1.レヴァンシルト地方

レヴァンシルト地方は、四大精霊の領地に分かれています。
水の大精霊が加護する北の緑地帯「フロノンド領」、地の大精霊が加護する南の砂漠地帯「パヴァタ領」、パヴァタの西に位置する火の大精霊の小島「ドリエ・サイレス」、そしてフロノンドとパヴァタの国境線上に存在する枯れ果てた荒野と山道の領域。

山道「ラプシーノ峠」は、今では風の大精霊が加護していた領地といわれています。ラプシーノ峠の変貌は、風の大精霊の存在を知らなかった人間等が十数年前に峠の山頂で激しい戦を行ったことで、夥しい量の血を流し、死臭で大地を枯らしてしまったことによるものです。
「風の大地の死」をきっかけに、以降レヴァンシルト地方では、ラプシーノ峠を中心として各地に禍々しい瘴気が出現するようになり、峠付近では邪悪な魔獣の姿も多く見られるようになりました。
現在も、各地で様々な事件が起きています。



特徴2.水の国と砂の国

水のフロノンドと地のパヴァタの二つの国は「帝国騎士団」を築き上げ、それぞれの王城の元、手を取り合ってレヴァンシルトを治めています。 二国の君主は国王(立憲王政)なのですが、複数民族を治めていること、国の文化発展による生活水準の高さから「帝国」と定められており、レクトリスの中でも高い知名度を誇ります。

街の住民は主に騎士団、ギルドなどの日々の労働によって、王都で発生する犯罪やトラブルや街の外の一部地域に頻出する魔獣の対応などから守られています。
また、 二国は現在、「凶悪犯罪組織【伝令使の鏡】の討伐」、「大精霊に纏わる謎の究明」などの問題への取り組みが必要で、前述の治安維持組織をはじめ、研究者、考古学者、そして冒険者など、多種多様な人々の活躍が期待されています。



特徴3.文化と魔法

舞台となる時代は中世後半(現実における1700年〜1800年頃)をベースとしており、現実世界同様、未だ高度な近代的文明とは殆ど縁がありません。しかし、異世界トゥトゥル・ファには古より魔素エネルギーを変換して作用させる「魔法」という術が根付いており、特に豊富な魔素の溢れるレヴァンシルト地方では、国の文化の中にその存在が浸透しています。

激しく差異のある気候を往来するの人々の不便は、魔法や、魔法を組み込んだ「魔道具」によってある程度補われています。尤も、何れも術の担い手には相当な技術と経験、専門知識が要求されるため、逸脱した便益を期待できるほどでもなく、主に生活の支障を補助をする目的で利用されています。
(例:大通りの街灯、公共施設(塔等)の空調、農作物を悪天候から庇う仕組み、王都に魔獣を寄せ付けないための結界…etc)

日常生活の中で使われている魔法は、「道具で代用可能、またはそれに少し便利な能力がついたもの」として認識されています。



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